暗号通貨・仮想通貨の税金について

大阪市 北区 小谷羊太税理士事務所

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暗号通貨・仮想通貨の損益計算

 

 □売却した仮想通貨の取得価額(移動平均法又は総平均法により計算)


 
売却した仮想通貨の取得価額

 売却した仮想通貨の取得価額の計算はコインの種類ごとに次のように計算します。



・例1

1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却


 
10コイン・100,000円で取得した仮想通貨のうち、3コインを330,000円で売却した場合は、1コインあたり10,000円(=100,000円÷10コイン)で取得したコインを3個売却したことになります。つまり、10,000円×3コイン=30,000円が売却したコインに対応する仮想通貨の取得価額となります。

 ちなみに
3コインを売却したときの売却金額は、総収入金額に含まれる金額です。売却した金額は33,000円ですので、損益計算は次のようになります。

 
上記2.の売却に関する損益計算
 総収入金額(33,000円)−必要経費(30,000円)=
損益+3,000円



・例2
(移動平均法による計算)

 
上記2.により3コインを売却した後に、5コインを80,000円で取得し、その後、2コインを26,000円で売却した場合には、次のようになります。

1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却
3. 5コイン・ 80,000円で取得
4. 2コイン・ 26,000円で売却


5コインを取得した時点での取得原価の計算
 残数70,000円(7コイン)+80,000円(5コイン)=150,000円(12コイン)

2コインを売却した計算
 150,000円の12コインのうち、
2コインを売却したのですから、1コインあたり12,500円(150,000円÷12コイン)のコインを2コイン売却しましたので、12,500円×2コイン=25,000円が売却したコインに対応する仮想通貨の取得価額となります。


 ちなみに
2コインを売却したときの売却金額は、総収入金額に含まれる金額です。売却した金額は26,000円ですので、その損益計算は次のようになります。

1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却
3. 5コイン・ 80,000円で取得
4. 2コイン・ 26,000円で売却


 
上記4.の売却に関する損益計算
 総収入金額(26,000円)−必要経費(25,000円)=
損益+1,000円


 ※例2までの計算による残コインの数量と取得原価は次のようになります。

 10コイン×12,500円=125,000円



 ※このあと、
2コインを28,000円で取得した場合には、コインの残数と取得価額は次のようになります。

1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却
3. 5コイン・ 80,000円で取得
4. 2コイン・ 26,000円で売却
5. 2コイン・ 28,000円で取得


2コインを取得した時点での取得原価の計算
 残数125,000円(10コイン)+28,000円(2コイン)=153,000円(12コイン)

※その後、今年度においてコインの売却がなかった場合には、移動平均法による計算では、最後に取得したコインの計算は、今年の損益計算には関係させません。


 移動平均法による総合損益
 
3,000円+1,000円=4,000円




・例3
(総平均法による計算)


 上記の例2では、移動平均法による取得価額の計算をしましたが、毎年の申告において、同じ方法を採用するのであれば、移動平均法の損益計算の方法に変えて、総平均法により計算することができます。この方法は、1年を通じて取得したコインの総てについて総平均をする方法です。

 上記例2による取得の状況をまとめると次のようになります。


1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却
3. 5コイン・ 80,000円で取得
4. 2コイン・ 26,000円で売却
5. 2コイン・ 28,000円で取得



 
1.3.5.による取得原価の計算
 100,000円×10コイン+80,000円×5コイン+28,000円×2コイン=208,000円(17コイン)
 1コインあたり、原価12,235円(=208,000÷17コイン)


 
2.4.の売却に関する損益計算

1.総収入金額(33,000+26,000)−必要経費(12,235円×5コイン(=2+3))=
損益△2,175円


 ※総平均法による計算では、取得価額について、その年度に取得した金額とその数量の総額で1コインあたりの取得原価の計算しますので、計算方法が簡易ではありますが、年度の終盤に利益を確定させたあとに購入したコインの金額によっては、年度の途中により譲渡したコインの原価が変動してしまうデメリットがあります。つまり年度の中途においての正確な損益計算ができない、ということを留意しなければなりません。

例えば、最後に購入した
2コインの取得価額が5,000円であった場合には、損益計算は次のようになます。

1.10コイン・100,000円で取得
2. 3コイン・330,000円で売却
3. 5コイン・ 80,000円で取得
4. 2コイン・ 26,000円で売却
5. 2コイン・ 5,000円で取得




 1.3.5.による取得原価の計算
 100,000円×10コイン+80,000円×5コイン+5,000円×2コイン=185,000円(17コイン)
 1コインあたり、208,000÷17コイン=10,882円


 
2.4.の売却に関する損益計算

1.総収入金額(33,000+26,000)−必要経費(10,882円×5(=2+3))=
損益+4,590円








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